一生使っても飽きない、壊れない焚火台。そして料理もでき、簡単に設営できて、様々なシーンに適応できる焚火台。そんなわがままな焚火台が完成しました。
焚火ヘビーユーザーが求めた焚火台
プロダクトのご紹介
上の焚火台はベルボックスのフルパーツですが、各アイテム事に事細かくこだわっております。各アイテムだけで機能する物もありますので、よく読んで頂けると嬉しいです。まず、本体は2次燃焼を促進するため、2重構造になっております。下の写真が、本体をバラした写真です。
本体パーツ
一生使える焚火台としては、中のパーツが曲がったり膨張しないよう、細部にまでこだわり、各場所に折りをいれて変形しないように製造しました。1.5mmのステンレスに角などの負荷がかかりやすい場所は3mm厚になっております。
中のパーツはこの4枚で構成しております。こちらの仕様だけで、一般的な焚火台と同じくらいコストがかかります。
この、細かい所にまでこだわって製造しております。そのおかげで、下の写真のように中パーツだけで十分に焚火を楽しめたり、少し料理ができます。
そしてこの本体だけでも、焚火台としてお使いできます。(ただ、本体だけで使用する場合は熱が地面にいきますので、ステンレス板などをお使いください。)
脚パーツ
脚の写真右側のパーツは焚火台本体の中に収納ができ、写真左側のパーツは焚火台を収納する際の蓋になるようなつくりになっております。用途としましては焚火台本体の高さを出す事で、地面への熱のダメージを無くし、椅子に座って丁度いい高さになり、体に火の温度が伝わりやすくしております。
薪置き台
この焚火台のポイントの一つとして、この薪置き台は外せないのです。薪を割らずに燃やし、ロケットストーブみたいに使いたい。それを叶えてくれるアイテムです。こちらも、薪が燃える温度に耐えられるように、各所に折りが入っており、ロゴもレーザーで抜いておりこだわって作りました。この薪置き台と脚パーツを組み合わせると、こんな感じです。
これで一通りの焚火台としては完結しますので、是非ここまでは揃えて頂きたいと思います。ここからは、オプションパーツのご紹介になります。
2次燃焼促進の蓋
こちらは焚火台の上につける蓋です。 これは見た目の綺麗さが8割です。ペレットを使う時に2次燃焼をするのですが、2次燃焼を促進させる仕組みになっております。ただ、無くても問題はありません。五徳もこちらがなくても問題なく装着する事が可能です。
五徳
かなり分厚い3mmステンレスで男らしさ抜群です。重いものなどおいて頂いても問題ありません(壊れません)
ペレット用の板
ペレットの置き台は、焚火台の上部に付けられる仕組みになっております。下で薪を燃やしてた炎が中を通り、ペレットを自動的に燃やしてくれる仕組みになっております。そして、ペレットは本来1回目を燃やしてから、2回目継ぎ足す作業で鎮火してしまいやすいのですが、酸素の通り道をつくっているため適当に入れて頂いても、燃え続ける事が可能です。そして上の写真のように綺麗に2次燃焼してくれます。
炭置き台
こちらのパーツは薪が燃えた炭をこちらにかき出してもらい、調理をしやすくするアイテムです。直に焚き火で料理するとすぐに焦げついたり、中まで火が通っていなかったりと、料理が難しい。薪が燃えた炭をうまく利用できないかと、考えてできたパーツです。本当に料理がしやすい最高の焚火台になったのはこちらのおかげです。そしてこちらのパーツは単品でも使うことができます。炭を入れれば料理の専用の焚火台としても十分使う事が可能です。
収納袋
もともとオリジナルの収納袋を試作品までつくっていたのですが、ジャストフィットする物が見つかりました。こちらでしたら、もちろんお安く提供できますのでこちらにしました。こちらの商品にはもちろん利益をつけておりません。
こだわり・特徴
薪を割らずに丸ごと入れて焚火を楽しむ。
一人用の軽量焚火台ももちろん楽しいのですが、どうしても、薪割作業がいる。何もしなくて、ただ、火を見つめたい・・・そんな夜もあります。私などは夜から山に焚火だけをしに行く事があります。もちろん音もたてられないので、薪割りなんて出来ません。1人でも使え3人くらいでも楽しめる、まるまる薪1本投入できる焚火台が欲しい!!からはじまりました。
料理がしやすい薪置きがある焚火台。
焚火台は焚火にすぐれてるタイプも数々あります。ただ、料理ができないタイプも多いです。やっぱり焚火の火で料理したい男心ってありますよね。この、ベルボックスは下からも薪が投入できるようになっております。そのため、五徳にフライパンやスキレットや網など乗せても料理がとてもしやすいんです。
ペレット燃料や炭が使える。
薪以外の燃料としてよく使われるのがペレット燃料です。ペレットって本当に使いやすいですよ。 薪と違い煙が極端に少なく、薪と違い火の粉が飛び散らないので、雨の日や、簡単に焚火したい時など最高です。おまけにコストも薪より安いです。ただ、ほとんどの焚火台がペレットに対応してないのです。どうしても薪とペレットは別物なので、同時に使うのは難しいです。ですので、ベルボックスでは試行錯誤し、ペレットも使用出来るようにしました。
2次燃焼するので煙が少ない。
2次燃焼だけでいいますと、ペレットを使う時は2次燃焼でよく燃えます。とても綺麗な炎がでて、見てるだけでうっとりです。薪使用時はもともと燃焼効率がいいので、そこまで2次燃焼はしないですが、通常よりもよく燃え煙が少ないです。この2次燃焼で空気の循環システムをつくって燃焼効率をよくするために、2層のステンレスでつくっております。これをつくって、実現するのがとても大変でした。
薪で炭になった材料で、調理できる仕様にしてます
残りの炭の火力で調理しますので、焦げ付きなどはおさえる事ができます。そしてそのまま炭壺に捨てて頂くと、いつまで、焚火を楽しめる仕組みになっております。
すぐに焚火を始められる設営が簡単
ここもすごくこだわった所です。通常の2層式の焚火台は細かい組み立て式になっており、10分くらい設営にかかります。このベルボックスは、台の上に置いてすぐに焚火をはじめられます。
パーツを綺麗に収納できる
焚火台もバラバラに持ち運ぶのは大変です。この写真のように、全てが収まり持ち運びできます。
芝が燃えない。
せっかくの綺麗な芝は、燃やさないように配慮したいですね。多くのボックス型焚火台は芝が燃えます。ステンレスの板を引いても長時間すれば燃えます。 そのためベル箱は高さをあげ芝が燃えない配慮をして、調理や暖をとるには、丁度いい高さにしております。もちろんスパッタシートをひいて頂いた方が、より安全です。
五徳は厚さ3mmのステンレスでかっこいい
組み立て式になってます 頑丈で曲がる事はありません。そしてこちらにも、サンドブラストしております。
塗装はサンドブラスト仕様
マジックテーブルに続き今回もサンドブラスト仕様です。ステンレスにサンドブラストする事で高級な質感がでています。どうせ焼けるから…と悩んだの
ですが、やっぱり、あり、なしで比べてみるとかっこよさが違いました。
一生使える焚火台を目指して。
この焚火台を設計する時のコンセプトのひとつ、壊れない焚火台です薄くて軽量な焚火台、組み立て式などは使うほど炎で変形したり、組み立ても不可能になっていきます。曲がりが少なくこれから長年愛して頂ける焚火台を目指し、ステンレスの分厚さを内側は1.5mm、外側は1.2mmにしております。重ねてる部分は3mmこれはかなり頑丈な分厚さです。各箇所で曲げが入っており、炎による熱さへの耐久もあげております。何年か使った後でも、中古で売れるくらい丈夫な焚火台がコンセプトです。
ベルボックスのデメリット
重たいしコンパクトではない。
かなり頑丈な作りをしております。また、ステンレス厚めの2層になっておりますので、持つとどっしり重たいです。重さ11キロ
価格も最高級です。
価格はできるだけお安く届けたいと本当に思っております。ただ、自分が最高に満足する焚火台をつくるという原点を一番大切に思って製作していきました。 お値段は他の焚火台に比べると高価ですが、製造原価から考えますと、販売価格を抑えております。やはりすぐに購入できるお値段ではないので、動画など見て納得して頂き購入して頂ければと思います。喜んで頂ける製品になりました。
プロダクト誕生までのお話
こちらの下の写真から、物語ははじまりました。
私達は本当にキャンプが大好きで、毎週のようにキャンプを楽しんでおります。
仕事終わりから行くこともありますが、もちろん夜に薪割りはできない、設営に時間はかけられない、
雨でも焚火を楽しみたいのでペレット燃料も使えて料理も焚火台だけで完結させる。
そんな焚火台がなく、自分達で開発する事になりました。
そしてこのダンボールをつくり、今製造して頂いているメーカー様と出会い、夢から実現に変わっていきました。
私達「BELKROOT」はいろんなギアを発売させて頂いてるのですが、
スタートはこの焚火台からはじまりました。ただ、このわがまま焚火台はそんな簡単に出来る物ではなく、
何度も何度も失敗し、多額の開発費用と共に1年かかり、ようやく完成いたしました。
製造会社の思い
作り手の温もりが感じられる
ただひとつの焚火台を共につくりたかった。
一生涯使える焚火台が作りたい。
一生涯とは何なのか?から考え直す。
最近流行りのピコグリル型のメリット・デメリット
・構造が簡単で製造コストが抑えられるというメリット
・故変形しやすいというデメリット
・燃焼効率があまり良くな、燻りが激しくなりやすい
・風の強い日の使用は大変危険な状況になる
・火力が薪の量に依存して火加減という概念がない
山広さんのペレットを使いたいという思いに対して
ペレット燃料の投入で消火する問題
二次燃焼する構造という問題の解決に向けてしたこと
それによって生じたコスト増しというデメリットの解決に向けてしたこと
こだわりはいつしか「コスト増」との戦いとなる
利益を最小にするという選択
ピコグリルタイプであれば3万円で製作可能なものがこだわりを持つと三倍以上のコストがかかり9万円以上の品物になってしまうという現実
シンプルでない構造のメリットデメリット
内釜の型のこだわり
仕上がりの限界値とは
焚火台の組み立て時に手袋をしないと手を切るって?
仕上げが良ければ素手でも怪我しないんじゃないかと。
この焚火台はすべての加工を物切り出しにレーザー加工機で切り出し、穴あけをしております。
ですので、一般成人であればほぼ怪我をしません。
一生涯使用するに当たってのこだわり
- 傷が目立たない仕上げ
- サンドブラスト仕上げ
- ステンレスに後から仕上げました
- ひとつずつ職人による手仕上げ
- 製品を安く作るという概念を捨て最高の商品を
- 組み立て後に仕上げるこだわりの訳
- ただ製品を美しく見せたいだけ
- 誰にでも組み立てることが出来ない焚き火台とは
- コストダウンをするために組み立て工程の簡略化
- リベット等による組み立て
- 生涯使うという前提であれば金属の接合は溶接の一択
- 溶接接合によって生み出される最高強度というイノベーション
- 二枚のステンレスを一枚にする魔法
- 変形を極力少なくするために溶接で同化するという選択
こだわりはお金がかかるということに対しての覚悟
真鍮製パーツのコストアップはBELKROOTのブランドとしてのこだわり
目指したのは一流という考え
十万円以上の販売価格が普通な焚火台をどこまで安く提供できるか考えた結果
コストを最小限
利益を最小限
価格は高価ですが、関連会社皆様のお力添えがあってこそのコストパフォーマンスが高い焚火台が完成致しました。
ここまでが製造会社様の思いです。こうして、チームBELKROOTが本気で1年かかり作りあげた焚火台!!是非お使い頂ければと思います。
ベルボックスの設営と撤収
焚火台におすすめのアイテム
キャプテンスタッグ 送風機
これがあるのとないのでは、使い勝手がかなりかわります。是非購入してください。
キャプテンスタッグ 火消し壺
これは、どこのでもいいですが、酸素不足をふせぐため、炭がたまりすぎたら、捨てると効率よく燃えます。僕はこれをつかってます
灰スコップ テンマクデザイン
最後の灰ステや。ペレットを入れる時、間で炭を捨てる時、けっこう便利です。調べた中でかっこよくて使い勝手がいいデザインはこちらでした
スパッタシート 1m×1m
少し大きめですが、遠慮なく楽しめるので丁度いいです。僕が使ってるのはこのサイズ
価格一覧表
1番 本体パーツのみ
33,000円
2番 本体パーツ+脚パーツ+薪置き台
48,730円
3番 本体パーツ+脚パーツ+薪置き台+炭置き台+収納袋付き
56,430円 (1,100円お得)
4番 フルセット 一番お買い得セット 収納袋付き
68,750円 (2,530円お得)
5番 2次燃焼促進のふた
4,950円
6番 五徳
5,500円
7番 ペレット用の板
3,300円
8番 収納袋
2,200円
購入方法
クラウドファンディングに掲載予定です。
ご質問があれば下記のメールアドレスまでお願いします
メールアドレス switchhairsalon@gmail.com
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